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20日の全国の新型コロナウイルスの感染者数は2428人となり、過去最多を更新しました。東京都で確認された新規感染者は522人。2日連続で500人を超えました。7日間移動平均値をもとに算出すると、現在の検査数は5597.9件で、陽性率は5.9%。重症者は19日から1人減って37人となっています。大阪府では2日連続で300人を超え、今日も過去最多を更新しました。
吉村知事:「高齢者の方、基礎疾患がある方、重症化リスクが高い方については、12月5日までは、不要不急の外出を控えていただきたい」
3日連続で100人を超えている兵庫県は、初めて、独自の警戒レベルで5段階の最高レベルを超える“特別期”に引き上げました。 こうしたなか、東京では『GoToイート』の紙の食事券販売が始まりました。一方、連日200人超えの神奈川県は、新規のGoToイートの食事券販売を、一時、中断することにしました。菅総理の肝いりで始まっているGoToキャンペーンですが、不安の声や見直しについて、どう考えているのでしょうか。
菅総理:「感染対策と経済の回復を両立させていくのが基本的な考え方である。これまでも専門家や現場の意見を伺いながら、制度の見直しを行ってきたところでもあり、今後も適切に運用していきたいと考える」
「専門家の意見を踏まえつつ適切に運用」という言葉を繰り返しました。ただ、ある国土交通省幹部は「部分的にGoToから除外していくのは現実的ではない。やるなら全面的な中止にせざるを得ないと思う。ただ、全面的な中止を判断する時には、緊急事態宣言が出ているだろう」と話しています。自民党内からは「中断はないでしょう。日々の感染者数に左右されすぎちゃいけない。正しく恐れることが大事」「GoToトラベルが感染拡大につながっているエビデンスがなく、見直しと言われても従えない」などの声が上がっています。 20日夜、政府の新型コロナウイルス対策の分科会が開かれました。分科会では、感染が急拡大しているとして、GoToトラベルについて、一部地域の除外も含め、あり方の見直しを検討するよう、政府への提言をまとめました。
“新型コロナ”担当・西村経済再生担当大臣:「すべてのGoToキャンペーンを中断するという議論ではなく、一部区域の除外も含め、運用見直しについて、早急な検討をするようにということ。どのような方向性が出せるか、私どもも検討して、あすの対策本部に臨みたい」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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