武田邦彦氏、ゴゴスマ発言は「言論の自由の範囲内で、問題はなかった」 J-CAST取材に語る(J-CASTニュース)

 武田邦彦中部大教授(76)が、J-CASTニュースの取材に対し、TBS系の情報番組「ゴゴスマ」(名古屋・CBCテレビ制作)での日韓関係の発言について説明した。

 「ゴゴスマ」火曜コメンテーターの武田氏は、「暴行せにゃいかんのやけどね」といった発言の一部がクローズアップされているが、自分は日韓友好の立場だと説明した。降板なども含めどう判断するかはCBC側の自由だとしたが、「自分からは謝罪したり降板したりすることはない」と話した。

■番組は、ヘイトなどは容認できないと謝罪したが…

 発言は、2019年8月27日の放送であり、日本人女性が韓国人の男から暴行を受けた事件を受けて、「これは日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行せにゃいかんのやけどね」などと話し、直後に「物事はそうなるから、ああいう事件はダメだ」とその意図を明かしていた。

 30日の放送では、武田氏の発言かどうか明言しなかったものの、MCの石井亮次アナ(CBC)が「ゴゴスマとしては、ヘイトや犯罪の助長を容認することはできません」などと謝罪する事態になっていた。

 その後、CBC側は、武田氏の番組出演について、「しばらく予定はありません」とJ-CASTニュースの取材に答え、武田氏は、9月3日の放送も出演しなかった。

 武田氏は31日、自らのブログに「ゴゴスマ:私の考えを述べる自由とテレビ局の責任」と題する動画を投稿し、発言の意図を改めて述べている。

 そこでは、隣国は利害がぶつかるため日常的に非難することはダメだとし、「僕は日韓融和系」だと主張した。番組での発言は、大阪に来る韓国人観光客が8割ぐらい減ったことに共感して行ったとし、「やっぱりああいう事件があると、日本人の男性もいろんな人がいるから、朝鮮から来る女性に暴行を働く人もいるということを言いました」と説明した。そして、暴行を容認しているわけではなく、非難の応酬で感情が高まって不測の事態になるため、日韓の対立が深まらないように、政府やマスコミ、専門家らはお互い非難すべきではないとも言ったと強調した。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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