堺市中区小阪で昨年末、夜間パトロール中の男性4人が車にはねられ死傷したひき逃げ事件で、地元町内会が15日、亡くなった2人を悼む集まりを開いた。遺族や住民ら500人以上が参列し、地域活動に熱心だった2人をしのんだ。
亡くなったのは、大阪市職員の山中正規さん(46)と内装業の村上伸治さん(47)。大阪府警によると、2人は昨年12月27日午後11時55分ごろ、町内会の8人で歳末パトロール中、後ろから来た車にはねられた。
この日の集まりは、町内会が主催。パトロールの詰め所でもあった会場の会館には、2人が指導していたソフトボールチームの子どもたちも訪れた。事件は、12月上旬にあった堺市の大会で優勝した直後だった。
町内会役員の堀内成浩さん(59)は、地域の子どもたちに愛情を持って接していた2人の姿を語った。
チームの監督だった山中さんは子どもたちについて誇らしげに話していたという。村上さんは祭りの時、飲み物を配ろうと走り回っていた。堀内さんは事件の夜、2人がパトロールに出る直前まで話していたといい、「あの時、もう少し引き留めていれば」と悔やんだ。
山中さんと村上さんの家族も…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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