歴代首相の書収集、伊藤博文ゆかりの資料館 岸田氏からは「まだ」

 初代首相・伊藤博文の郷里の山口県光市にある「伊藤公資料館」は歴代首相の書を集め、展示している。国政トップの重責を担った政治家の書風は様々で、個性がにじみ出る。地元出身者を含め多くそろえるが、大正時代から終戦期の首相ら3分の1が未収集で、寄贈を呼びかけている。

 「不動心」「楽在人和」

 山口県選出の故安倍晋三氏が、第1次政権(2006~07年)と第2次政権(12~20年)の時期にそれぞれ揮毫(きごう)したものだ。7月8日に銃撃で亡くなった後、追悼のため8月末まで飾った。来館者から「線は細いが上手な字」と評判だったという。

 近年の首相の書を見ると重厚…

この記事は有料記事です。残り699文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment