今井 清一さん(いまい・せいいち=歴史家、横浜市立大名誉教授)9日、肺炎で死去、96歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻の楊(よう)さん。
近代日本政治史を専攻し、1955年に岩波新書『昭和史』(共著)を著す。昭和の戦争の時代を、戦後歴史学の立場から一般向きに説明しベストセラーになると同時に、文学者や評論家らの批判を受け、大論争へと発展した。他の著書に『濱口雄幸伝(上下)』、『大正デモクラシー』(中公文庫・日本の歴史シリーズ)など。空襲や戦災を記録する活動にも携わった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment