福岡県田川市でけがをした1歳4カ月の三男に必要な治療や食事をさせずに死なせたとして、両親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件で、三男が低栄養の状態になったのは生後8カ月以降だった可能性があることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、三男が死亡するまでの育児の状況を調べている。
捜査1課によると、父親の土木業常慶(じょうけい)雅則(24)と母親の無職藍(あい)(24)の両容疑者=田川市伊加利=は、三男の唯雅(ゆいが)ちゃんが複数箇所を骨折した昨年9月上旬から死亡する12月1日まで病院に連れて行かず十分な食事を与えずに死なせた疑いがある。雅則容疑者は容疑を否認、藍容疑者は黙秘している。
唯雅ちゃんの死因は重度の低栄養に基づく肺感染症による急性呼吸不全。死亡時の体重は1歳児の平均10キロを下回る約6キロだった。
田川市によると、生後100日…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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