死体遺棄容疑の高校教諭、被害女性は元同僚か「熱心だったのになぜ」

 北海道帯広市の雑木林に女性の遺体を埋めたとして、帯広農業高校教諭、片桐朱璃(しゅり)容疑者(35)=帯広市西15条南1丁目=が死体遺棄の疑いで道警に逮捕された。「熱心な先生だったのになぜ……」。片桐容疑者を知る関係者からは驚きの声が上がった。

 道警によると、片桐容疑者は5月30日午後8時ごろ、帯広市南町南8線の雑木林に女性の遺体を遺棄した疑いがある。29日以降に女性に会っていたことを認め、「遺体は車で運んだ」と供述しているという。

 道警は、片桐容疑者が女性の死亡の経緯を知っているとみて調べている。

 捜査関係者によると、被害女性は、片桐容疑者が今年3月まで勤務していたオホーツク地方の高校で同僚だった教員とみられる。女性は29日午後、車で自宅を出たあと行方がわからなくなり、30日に女性の夫が道警に相談した。

 片桐容疑者は31日の道警の任意の事情聴取に「何も知らない」と関与を否定したが、翌1日には一転して「女性の遺体を雑木林に穴を掘って埋めた」と供述を始めたという。

 捜査員が片桐容疑者を立ち会わせて雑木林を調べたところ、2日午前2時過ぎ、土中から女性の遺体を発見した。女性は衣服を身につけていたという。(石垣明真)

容疑者と被害女性、共に今年4月に異動

 片桐容疑者は今年4月から帯…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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