三重県の志摩半島沖で7日、千葉港から韓国のウルサン港に向かっていたタンカーの66歳の乗員が倒れ、鳥羽海上保安部が搬送しましたが、死亡が確認されました。鳥羽海上保安部は8日、死因を調べることにしていますが、新型コロナウイルスの感染はないとみられています。
鳥羽海上保安部によりますと、7日午後8時半ごろ、千葉港から韓国のウルサン港に向けて航行中のタンカー「セヤングプライム」が三重県の志摩半島沖で「乗組員が倒れて意識がない」と搬送要請があったということです。
鳥羽海上保安部は巡視艇「しののめ」で搬送に向かい、8日午前0時半ごろ鳥羽港で乗員を待機していた消防に引き渡しましたが、その場で死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは韓国籍のリー・ドンギョンさん(66)で、7日午後8時ごろ、船内の自分の部屋の近くで倒れているのが発見され、当初はゆっくり弱く呼吸していましたが、8時15分ごろに止まったということです。
タンカーには韓国の乗員10人とインドネシアの乗員4人がいたことから、鳥羽海上保安部では防護服に防護マスクを付けて対応しましたが、LEEさんやほかの乗員にも熱はなく、新型コロナウイルスの感染ではないとみられています。
また、外傷や持病も確認されていないということで鳥羽海上保安部は、8日に検視をして死因を調べることにしています。
東海テレビ
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