佐賀県唐津市で、豚の伝染病・豚熱(CSF)の発生で殺処分された豚を埋めた場所の付近で、血のような液体がにじみ出ているのが確認された。豚熱のウイルスが含まれている可能性も否定できないとして、県は流出を止める措置をとった。原因は不明という。
唐津市では8月30日~31日、二つの農場で豚熱の発生が確認され、9月8日に2例目の農場の約1万頭の殺処分が終わっていた。
液体がにじみ出たのは、豚の死体が埋められた土地から40メートルほど低い場所ののり面。地元の区長からの連絡が市にあり、県が現地を確認したところ、液体がにじみ出て、付近の川にも流れ出ていた。
県は唐津市と下流にあたる玄海町に、農業用の取水をしないよう連絡。吸着シートなどによる除去や、オイルフェンスの設置といった対策をとった。現場付近からの上水道の取水はしていないという。
豚熱のウイルスは70度程度…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル