奈良県天理市蔵之庄町の民家で9月、住人の会社役員の女性(当時59)と、次男で京都府木津川市の会社員の男性(当時29)が遺体で見つかった事件で、県警捜査1課などは15日、遺体発見の約4時間前に奈良市興隆寺町の名阪国道で追突事故を起こし、その後死亡した長男(当時33)を容疑者死亡のまま殺人容疑などで書類送検し、発表した。
事件捜査の過程で9月16日に、長男の知人男性(当時33)の遺体が同県十津川村のダムで見つかっており、県警は知人男性に対する殺人、死体損壊、同遺棄容疑でも書類送検した。
送検容疑は8月29日午後6時すぎから翌午前1時すぎの間に知人男性を何らかの方法で殺害し、遺体を燃やして遺棄。同31日の夕方から夜にかけて民家で母親と次男を柳刃包丁で殺害したというもの。
事件は、9月1日午前1時半…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル