毎日行く畑でクマ、顔面に衝突 遭遇「いつでも、どこでも、誰でも」

 興奮したクマが突然、ササヤブから飛び出した。口を大きく開け、牙をむきだして向かってくる。気づいた時には、その距離わずか2メートル。次の瞬間、顔面に激痛が走った。クマに襲われて大けがをした男性が、恐怖の体験を語った。

 秋田県八峰町峰浜坂形の川村正一さん(82)。町の中心部から5キロほど離れた、田園に民家が点在するのどかな地区。川村さん宅は神社を包む小さな森に隣接し、周囲にはササヤブなどの茂みも多い。

 川村さんが襲われたのは9月11日午後2時すぎ。自宅敷地内の畑で、収穫後のカボチャのつるを片付けていた。そのとき、脇のササヤブからいきなり黒い物体が現れた。「クマだ!」。つるを切る鎌を持っていたが、瞬時のことで追い払う間もなかった。

家にいた妻に助け求めた

 クマは音もなく突進してきて…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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