印刷会社の営業担当、ピザチェーン店長という職を経て、仏道に入った天台真盛(しんせい)宗の住職らが、法華経とプログレッシブロックを融合させた「念仏ロック」を完成させた。
「世尊妙相具 我今重問彼 佛子何因縁 名為観世音……」。ロック調の音楽と法華経の融合が独特の世界観を醸し出す。
津市美杉町の寺院「西向院(さいこういん)」の住職、石山覚教(かくぎょう)さん(47)が読む法華経28章のうちの一つ「妙法蓮華経観世音菩薩普門品(ふもんぽん)第二十五」。その「歌詞」に沖縄県・竹富島出身のミュージシャン、日出克(ひでかつ)さんが作曲とアレンジを担当した曲を組み合わせた。
完成した楽曲は、お経から「…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル