神崎卓征
神経毒を持ち、かまれると激痛や発汗を引き起こす恐れがある特定外来生物の「ハイイロゴケグモ」が9~10月にかけ、宮崎港を中心とする半径5キロの範囲で多数生息しているのが確認された。県は触れないよう注意を呼びかけている。
ハイイロゴケグモはこれまでに、宮崎市(宮崎港、石崎工業団地、佐土原東工業団地、新名爪、県総合運動公園)や日向市(細島港)、日南市(油津港)、高鍋町(高鍋町役場周辺)で確認されていた。
今秋、新たに宮崎市の霧島5丁目、神宮西1丁目、阿波岐原町、大淀4丁目、宮崎駅東、原町、宮崎空港、花山手東、下原町、桜町などでも確認。日南市や日向市、高鍋町でも生息域が拡大している可能性があるという。
県は、ハイイロゴケグモを発見した際は、熱湯をかける、靴で踏みつぶす、殺虫剤をかけるなどして駆除し、かまれた場合は皮膚科などの医療機関を受診するよう呼びかけている。(神崎卓征)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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