沖縄県金武町の伊芸区の住宅街にある民家で7日午後、窓ガラスが割れ、敷地内に銃弾のようなものが落ちているのが見つかった。住民から通報を受けた町役場職員が確認した。けが人の情報はない。
伊芸区は米海兵隊キャンプ・ハンセンに隣接し、基地内には実弾を使う施設がある。県基地対策課によると、今月4~10日、キャンプ・ハンセン内で実弾射撃訓練をするとの連絡が入っていた。防衛省沖縄防衛局は、米軍からの流れ弾の可能性もあるとみて職員を現場に派遣した。
現場は住宅地。数百メートルの距離に、沖縄自動車道をはさんでキャンプ・ハンセンの演習場が広がり、実弾を使う施設がある。伊芸区では1988年、沖縄自動車道の伊芸サービスエリアや住宅地など9カ所で銃弾が見つかったほか、復帰前の56年には3歳の女児、64年には自宅にいた19歳の女性が、それぞれ足に被弾しけがを負っている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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