英語民間検定試験と国数記述式問題の導入が見送られた大学入学共通テストについて、文部科学省は24日、制度設計などを検討した二つの会議の議事概要などを公開した。2016年時点で既に地域格差や採点ミスの可能性を指摘。今年に入っても制度への疑問の声が増す中、見切り発車していたことがうかがえる。
16年5月に始まった「『大学入学希望者学力評価テスト(仮称)』検討・準備グループ」では、委員が民間試験について「地域によって全く条件が違う」と発言し、導入見送りの要因となった地域格差の問題を指摘。記述式問題にも、採点の統一性確保が困難という問題点が挙げられた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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