政府は27日、経済財政諮問会議を開き、2020年度予算編成の基本方針案を示した。米中貿易摩擦や東京五輪後の景気の下振れリスクに備えるため、19年度補正予算などを含め「当面の需要喚起にとどまらず、民需主導の持続的な経済成長の実現につなげる」と明記。水害対策を中心に「国土強靱化をさらに強力に進める」とした。
現状の景気認識は、アベノミクスの推進で「長期にわたる回復を持続させている」と分析。予算編成では、政策効果の高い分野への「ワイズスペンディング(賢い支出)」の仕組みを強化すると掲げた。近く閣議決定し、来月取りまとめる経済対策や予算に反映させる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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