東京都交通局が運営し、東京都荒川、足立両区を走る日暮里・舎人ライナーで、運転見合わせが相次いでいる。13日午前にもあり、10日から4日連続で発生。車両や架線関連の装置の不具合など理由は異なるが、同局はトラブルが続くことを重く見て、それぞれの詳しい原因を調べている。
都交通局によると、最初にトラブルがあったのは10日午前11時46分。舎人―見沼代親水公園駅間を走行中の車両で停電が発生。その後、約3時間半にわたって全線で運転を見合わせた。同局が調べたところ、車両に電気を引き込むパンタグラフが損傷していた。
11日午後2時前には、江北―西新井大師西駅間で車両に電気を送る架線にトラブルがあり、約4時間にわたって運転を見合わせた。寒暖差で架線がたわんだものの、そのたわみを補正する装置が機能しなかったという。同局は点検を実施。106本が運休し、約1万6千人に影響が出た。
12日午後9時前には、停電…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル