昨年4月、愛知県蒲郡市のテーマパーク「ラグナシア」の水上バイクショーで観客2人が負傷した事故で、県警は2日、バイクの運転手(24)、運営会社「ラグーナテンボス」(同市)の社員(53)とショーの企画に関わった別の2社(いずれも東京都)の社員2人の計4人の男を業務上過失傷害容疑で名古屋地検豊橋支部に書類送検し、発表した。
事故前の同年2月までの約1カ月間に8回行われたショーで無免許者3人にバイクを操縦させたとして、法人としてのラグーナ社と社長の男(55)も船舶職員及び小型船舶操縦者法違反の疑いで書類送検された。
県警によると、バイクの運転手は安全運転の義務を、ショーを企画した側の3人は安全対策を講じる義務をそれぞれ怠った疑いがある。県警は双方の過失が競合し、事故が起きて観客2人が負傷したと判断した。
事故は昨年4月23日に発生。ショーの最中に水上バイクが観客席に飛び込み、岐阜県山県市の女性(当時37)と女子中学生(当時13)の2人が、軽いけがをした。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル