新型コロナウイルスの影響でダイバーたちも海に潜れない日々が続く中、月刊誌「マリンダイビング」などを出版する水中造形センター(東京都千代田区)が、「水中写真の学校」のオンライン講座を開いている。「この機会に撮影の腕を磨こう」と、初心者から上級者まで全国のダイバーが受講している。
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同社カメラマンの原田雅章さん(48)が、中継用のスマートフォンとノートパソコンを使って、受講生たちが水中撮影に使う機材を確認。それぞれのカメラの構え方などをチェックし、質疑応答を重ねながら1回90分間の講習を進める。
画面上で視線が下がり過ぎないように資料をスマートフォンの近くに貼りつけ、講習後には受講生たちからメールで届く撮影写真に「こうすればもっと良くなる」とアドバイスを添えて個別に返信している。
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コロナ禍の前は受講生たちを事務所に集めていたが、外出自粛要請の影響で3月末から中止。5月からオンラインで再開したところ、プロカメラマンのテクニックを学ぼうと、遠方の沖縄県や大阪府などから受講する人も。原田さんは「オンラインで受講生の裾野が広がっている。外出自粛要請が全国的に解除された後も続けていきたい」と話している。
詳細は同社ホームページ(https://marinediving.com/topics/22942.html
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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