「水曜日のダウンタウン」藤井健太郎さん×「ゴッドタン」佐久間宣行さん
「若者のテレビ離れ」なんてなんのその。斬新な発想で生み出す企画の数々は、若者に絶大な支持を受け、テレビの世界をひょうひょうと泳ぐ。TBS系「水曜日のダウンタウン」を手掛ける藤井健太郎さん、テレビ東京系「ゴッドタン」を手掛ける佐久間宣行さん、2人が互いの番組作りや注目する芸人、テレビの未来やコンプライアンスとの向き合い方、自身の新人時代までを語り合った。
――お互いが作る番組の印象は?
佐久間宣行 番組の作り方は、全然違うと思っています。藤井君は僕より5歳ぐらい下になるんですよね。僕は1980~90年代の「夢で逢(あ)えたら」や「ごっつええ感じ」で、ダウンタウンさんやウンナン(ウッチャンナンチャン)さんが夢をかなえていくのを見ていたわけで、(ゴッドタンで)今の自分と同年代のおぎやはぎや劇団ひとりとお笑い番組を作るのは、ロマンを感じているところがある。たぶん藤井君は「電波少年」などの世代で、藤井君自身はそこまでお笑いにこだわるわけではないんだよね?
藤井健太郎 もともとお笑いにそこまで夢中になった覚えはないですね。もちろん今では大好きだし、人並みには理解してるはずですけれども。入社のときはスポーツ番組に行こうか、バラエティーに行こうか、とかあまり決まっていなかったぐらいですから。
佐久間 僕もお笑いは大好きでしたけれども、最初の入社の時はドラマかバラエティーか悩んでいました。入ってみたら、面白い番組は制作会社が作っていて、テレビ東京本体でお笑い番組を作ろうと思っても、1個もなかったんで。
――具体的に番組作りで違いを感じることは。
佐久間 藤井君がすごいのは、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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