聞き手・高重治香
ミネラルウォーターやウォーターサーバーが普及し、「水道水を飲んだことがない」という人もいれば、毎日飲む人もいる。
命をつなぐ飲み水についての感覚が、かくも個人差があるのはなぜなのか。水ジャーナリストの橋本淳司さんに聞きました。
飲み水についての感覚は、人によってかなり異なります。
水道の普及率は1950年には約26%でした。飲み水は井戸水から水道水へ、さらにペットボトルの水や宅配水も飲むようになるという変化が、この70~80年で起きました。また、四国のように渇水が多い地域や、災害による断水を経験した地域などでは、水を大切にする感覚が強い傾向がある。生きてきた時代や場所により、価値観は変わります。
たとえば私が教えている大学…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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