体温を上げたり下げたりするだけなのに、なぜこんなに気持ちいいのか――。九州各地でサウナブームだ。川や鍾乳洞を水風呂として使う野外サウナも登場。自治体ぐるみの取り組みもある。
サウナー記者が訪ねると
記者は週に1回程度、長崎市内のサウナに通う。ジョギングもヨガも三日坊主だったが、サウナだけはやみつきになった。
住まいのある長崎市の中心部から車で約40分の山中に、通年営業の屋外サウナがあると聞いて行ってみた。ミカン栽培が盛んな琴海地区の農業体験施設「清流と棚田の里」だ。地域おこし協力隊の斉藤秀男さん(30)が案内してくれた。
薪ストーブの上で加熱したストーンに水をかけると蒸気がテント内に充満し、約90度まで上がる。「サウナ室で横になる」のは多くの施設でご法度だが、テントサウナなら自由だ。
水着を着て10分ほど汗を流した後、真冬の川へ。
あまりの冷たさに「ひっっ」…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル