「みんなでもうひと華 咲かせましょう」。新たに旗揚げする劇団が求めるキャスト・スタッフは50歳以上。シニア向けの劇団として、メンバーを決めるオーディションを12月2日に開催する。劇団の名前は「百花繚乱(りょうらん)」だ。
新たな劇団づくりは、前橋市の「劇団ザ・マルク・シアター」が呼びかけている。マルクを主宰する生方保光さん(63)によると、シニア向けの劇団の構想は10年ほど前からあった。一度演劇を離れた仲間が戻ってくる受け皿が県内にはなかったからだ。マルク結成40周年の節目を迎えて実現させることにしたという。
マルクは、1983年のあかぎ国体のスポーツ芸術部門の作品「上毛野の里」に参加した人たちが作った。「とにかく楽しかった」と生方さんは結成当初を振り返る。
群馬労働局の1年目で「毎日…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル