秋の行楽シーズンで出番の多いリュックですが、使用しているうちに汗や汚れがついてしまうもの。“家事のプロ”に、家庭でもできるリュックの洗い方を教えていただきます。
洗濯可能なリュックも多い
山歩きや旅行から、自転車通勤、リモートワーク中の移動、エコバックなどとして、使うシチュエーションが増えています。汗や汚れが気になりますが、時間も手間もかかりそうで、洗うのを面倒なに感じる人も多いのではないでしょうか。また、自分で洗うのは型崩れや色あせなどが心配です。 ウェザーニュースで「リュックを丸洗いしたことありますか?」というアンケート調査を実施したところ、約半数の47%の人が「ない」と回答しました。リュックを持っている人に限ってみると、約6割の人が丸洗いしたことがないようです。
リュックを洗うのは大変なイメージがあるかもしれませんが、「意外と簡単にできる」と、全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんは言います。 「リュックを洗うときは、『下準備』『洗い』『脱水』できちんとポイントを押さえることが大切です。まずは、リュックが洗濯可能かどうかチェックしましょう」(鈴木さん)
「レザーは不可のことが多いですが、ナイロンやポリエステルなど布素材のものは洗えることが多いです。タグなどの洗濯表示を確認して、『たらい』のマークがあれば洗うことができます(×マークは不可)。たらいの中の数字は液温の上限。液温が高い方が汚れ落ちがよいですが、オーバーすると色落ちや生地の縮みなどしやすいので注意しましょう。 たらいの下に線がなければ洗濯機で“通常の洗濯”、線が1本あれば“弱い洗濯”、線が2本なら“非常に弱い洗濯”、たらいに手が入っていたら“手洗い”(液温は40℃を限度)にします。ただ、手洗いの方がダメージは少ないので、洗濯機OKでも手洗いをおすすめします」(鈴木さん)
リュックの洗い方
リュックを洗うのに必要なのは、中性洗剤(おしゃれ着洗い用など)、バスタオル、スポンジや洗濯用ブラシなど。そして、手洗いならば洗濯用のたらい、洗濯機洗いならば洗濯ネットです。 【下準備】
・中に入っているものをすべて出す
・ベルトや金具など外せる部品を取り外す
・ポケットやスミのゴミやホコリを落とす 「中に何か残っていたり、ベルトや金具などと一緒に洗濯すると生地を傷める恐れがあるのできちんとチェックしましょう。ポイントとなるのが、ゴミやホコリをあらかじめ落としておくこと。濡れると落としにくくなるので、ポケットの中や縫い目近くなどできるだけきれいにします」(鈴木さん)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment