池袋のマンション強盗、男4人逮捕 押し入った1人は反撃受けて死亡

増山祐史

 東京・池袋のマンションの一室に押し入って現金などを奪ったとして、警視庁は4日、職業不詳の永見俊義容疑者(44)=東京都江戸川区西瑞江4丁目=ら男4人を強盗致傷と住居侵入容疑で逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 事件では、押し入ったうちの1人でモンゴル国籍の20代の男が現場で死亡した。居住者の反撃を受け、刃物で首を刺されたとみられるという。

 捜査1課によると、4人は共謀して3月21日午前9時から11時半ごろ、東京都豊島区東池袋2丁目のマンション9階の一室に点検業者を装って侵入。いずれも中国籍の40代男性と30代女性の両手両足を結束バンドで縛り、現金約109万円やノートパソコンなどを奪った疑いがある。

 同課は、永見容疑者が実行役で、逮捕された他の3人が運転役だったとみている。強盗グループには他にも死亡した男を含め少なくとも4人が実行役でいたとみている。

 捜査関係者によると、死亡した男をのぞく3人のうち、日本人の40代の男は別の事件で逮捕された、残る2人はモンゴル国籍で、国外に逃亡したとみられ、警視庁は今後、国際手配をする方針だという。(増山祐史)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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