新型コロナウイルスの感染が急拡大している沖縄県の玉城デニー知事は13日、急きょ記者会見し、県の警戒レベルを最上位の「感染蔓延(まんえん)期」(第4段階)に引き上げ、15日までとしていた県独自の緊急事態宣言を8月29日まで延長すると発表した。
県によると、13日も、10歳未満から90歳以上の男女97人の感染が確認された。人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は42・62人で、13日連続で全国最多。直近1週間平均で、感染経路が不明な症例の割合は70・4%、新規PCR検査の陽性率は7・5%だった。朝日新聞のまとめでは、県内の感染者数は延べ1409人となった。
うるま市の高齢者施設で7人、糸満市の医療機関で職員や患者計12人が感染し、新たに2カ所でクラスター(感染者集団)が発生した。県内のクラスターは計12カ所となった。
玉城知事は、県民に対しては不要不急の外出自粛を改めて求め、買い物は原則1人で行く▽会食や会合などは控え、やむを得ない場合も少人数で、対面では座らないなど感染予防策をとる▽夜10時以降の外出は控え、繁華街への外出は厳に自粛、などを呼びかけた。
一方で、那覇市の繁華街で接待…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル