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沖縄の世界遺産「首里城」の火災発生からまもなく1年が経ちます。被害を受けた大龍柱の修復に向けた本格的な作業が始まっています。 首里城の大龍柱は火災による激しい炎で真っ黒に焦げるなど深刻な被害を受けました。ひと月前に2体の大龍柱は台座から取り外されて作業場に移されました。柱のひびや亀裂は石材の修復で使われる樹脂を使ってつなげられていきます。火災による焼損は2体とも160カ所に及んでいるということです。
沖縄県・玉城デニー知事:「現場で焼け落ちた首里城の姿を目の当たりにして、なんとも言えぬ衝撃を受け、いかんともし難い喪失感に襲われたことをこの1年、忘れることはありませんでした」
作業は、来月中旬には完了する予定で、修復された大龍柱は火災を伝える遺物として展示されます。地元では28日から首里城復興ウィークとして、様々なイベントが開催されます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース