沖縄の「ヤンキーと地元」を書いた社会学者 打越正行さん(39)
沖縄に、暴力がはびこる下層社会がある。そこに生きる若者たちを10年余りにわたって追いかけたのは社会学者の打越正行さん(39)。国道58号を暴走する彼らをバイクで追いかけ、建設業の現場で一緒に汗を流した。若者たちのこころをときほぐしていったのは、類を見ない調査手法だった。
沖縄本島を南北に貫く国道58号で暴走族を原付きバイクで追いかけた。おそるおそる声をかけて、無視されて。それから10年余り。若者たちと過ごした日々を「ヤンキーと地元」にまとめた。
建設現場ではジュースの買い出…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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