太平洋戦争末期の沖縄戦で残された不発弾の処理をめぐり、国は28日、カプセル型容器を使った新たな方式を沖縄県宜野湾市の現場で初めて導入した。作業中に誤って爆発する事態に備えて周辺住民が避難する範囲を大幅に減らせるという。
この日処理された不発弾は昨年12月、宜野湾市内の公園での工事中に見つかった。トラックの荷台の「耐爆容器」という直径約1メートルの特殊な鋼鉄製容器(神戸製鋼所製)に不発弾の入ったケースが格納されると、ドアが閉められ、陸上自衛隊が遠隔で信管を破壊した。騒音や振動は「体感でかなり軽減された」(内閣府沖縄総合事務局)といい、今後検証する。
これまでは、直径最大3メー…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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