1995年9月に沖縄で発生した米兵による少女暴行事件を受け設立された民間ボランティア団体「強姦救援センター・沖縄(REICO・レイコ)」が9月末で活動を終えた。「ひとりで悩まないで」と電話相談を呼びかけてきた。約28年間の活動で見えてきたのは、在日米軍基地など沖縄にある問題のしわ寄せに苦しむ人たちの姿だった。
レイコが設立されたのは少女暴行事件が起きた翌月の10月8日。きっかけは、被害少女が「同じことが他の子に起こったら嫌」と捜査に協力していると報じられたことだった。性被害相談を受けていた精神科医や女性団体などが訴えを受け止める場として立ち上げた。
相談ダイヤルの開設と同時に、女性から電話があった。「5年前に被害にあった。レンタルビデオ屋から車に戻ったら、米兵が乗っていた。あのときにもこのような相談があったらよかった」
28年間で相談は4336人 男性からも
週2回計6時間の相談電話で…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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