国吉美香
沖縄県によると、10日午後、宮古空港(宮古島市)に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の大型輸送ヘリ「CH53」4機が緊急着陸した。4機は空港で給油した後、離陸した。民間機の運航に影響はなく、けが人などは確認されていない。
県や空港管理事務所によると、午後3時40分ごろ、管制官から「米軍機が緊急着陸する」と事務所に連絡があった。5分後に2機が着陸し、午後4時半ごろに別の2機が着陸。午後5時50分ごろに離陸したという。
県の照会に対し、防衛省沖縄防衛局は「フィリピンから帰還途中に強風で燃料を消費したため、空港に着陸した。機体の故障ではない」と説明しているという。
県内では3月末にも、新石垣空港(石垣市)に普天間飛行場所属のオスプレイ2機が緊急着陸し、うち機体トラブルでとどまっていた1機が5日に飛び立ったばかりだった。(国吉美香)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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