沖縄県の玉城デニー知事は4日、記者会見を開き、県独自の緊急事態宣言を、期限となる5日で終了させると発表した。玉城知事は「8月中旬をピークとし、収束に向けた道筋が見えている」と理由を述べた。
これまで県内で感染が確認されたのは延べ2205人。県内で新規感染者数は最も多かった8月9日は158人だったが、4日に新たに発表された感染者数は20~90代の28人だった。
玉城知事は、県が警戒レベルを判断する医療体制や感染状況に関する指標の改善傾向や検査態勢の拡充を解除の理由に挙げた上で、「感染拡大防止対策と社会経済活動の両立をしっかり進めていく」と語った。県外からの旅行者に向けては、事前の1週間は体温をチェックするなど感染防止対策をした上で来県するよう呼びかけた。
ただ、七つある県の判断指標の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル