沖縄県、聖火リレーの縮小含めて検討 変異株の広がりも

 沖縄県は9日、新たに131人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3日連続で100人を超えるのは初めてで、県内の感染確認は延べ1万472人となった。県は「まん延防止等重点措置」の準備を急ぎ、10日夕の県の対策本部会議で具体策を協議する方針。5月1、2日に予定する聖火リレーについても、縮小を含め、実施方法の見直しを検討して10日にも方向性を示す。

 玉城デニー知事は9日午前の定例会見で、8日に西村康稔経済再生相と電話で協議したと説明。経済への影響から重点措置の適用には慎重な姿勢を維持していたが、方針転換したことについて「専門家の予想を上回る急拡大、病床使用率の上昇、変異株の脅威などがあり、この局面を乗り越えるためには『重点措置』の実施やむなしと判断した」と述べた。

 変異株は今週、疑いがある83人を調べ、20人で見つかったという。従来のウイルスより感染力の強いタイプだが、英国型かは不明。また、県の集計で9日時点、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は52・03人で大阪に次ぐ全国2番目となっている。

 一方、県によると、国立感染症…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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