沖縄県で新たに25人感染 30人以下は7月28日以来

 沖縄県は23日、新たに25人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された感染者は延べ1894人となった。また、うるま市の80代男性が亡くなり、死者は計19人となった。

 県によると、80代男性は20日に陽性が確認され、その日に亡くなった。クラスター(感染者集団)が発生した医療機関にもともと別の病気で入院しており、院内感染したとみられるという。

 人口10万人あたりの直近1週間(16~22日)の新規感染者数は21人で23日連続で全国最多となった。一方で、新規感染者数が30人を下回るのは7月28日以来で、減少傾向となっている。ただ、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))での治療を受けている患者が23日時点で16人と横ばいが続いていることなどから、県は「医療機関ではまだ厳しい状況が続くだろう」とみている。

 また、在沖米軍内では、キャンプ・コートニー(うるま市)で2人、キャンプ・ハンセン(金武町など)で1人、計3人の感染が新たに確認された。米軍の報告を受けた県のまとめによると、7月7日以降、在沖米軍の感染者数は7基地で360人となった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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