沖縄県は27日、新たに98人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認者は延べ9182人となった。26日に1日あたりの新規感染者が約2カ月ぶりに80人を超えて89人となったが、さらに増えた。これとは別集計の米軍関係者の新たな感染も7人で、連日確認が続く。
県によると、県独自の警戒レベルの七つの判断指標(1~4段階)のうち、療養者数582人、直近1週間の新規感染者数449人はいずれも、第4段階(感染まん延期)に達している。病床占有率は68・1%で、第4段階(70%超)に迫る。直近1週間の人口10万人あたり新規感染者は28・52人で、宮城県に次いで全国で2番目に多い。
玉城デニー知事は26日の記者会見で「今の段階で感染拡大を食い止める必要がある」と述べており、県民への外出自粛要請や飲食店に対する再度の営業時間短縮要請など、新たな対策を打ち出すかどうか週明けにも結論を出す見通し。
在沖米軍からは嘉手納基地の(北谷町など)の3人など計7人が新たに感染したと県に報告があった。県のまとめでは、在沖米軍関連の感染確認者は1101人。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル