昨年7月の参院選をめぐり、公職選挙法違反(買収)の罪に問われた参院議員の河井案里被告(47)の公判が11日、東京地裁であった。高橋康明裁判長は、検察側の論告求刑を12月15日、弁護側の最終弁論を同月23日に指定し年内に結審することを決めた。判決言い渡しは年明けとみられる。
案里議員はこの日、保釈後初めて東京地裁に出廷。午前9時20分ごろ、議員バッジをつけた紺色のパンツスーツ姿で地裁に入った。案里議員の被告人質問は13日から始まる。
夫妻の公判は8月末に始まり、当初一体で進んだが、夫で元法相の衆院議員・克行被告(57)が9月に弁護人全員を解任。案里議員のみ審理が進み、主な証人尋問が終わったことなどから10月27日に保釈された。克行議員は新たな弁護人を選任し、11月4日から公判が再開されている。(新屋絵理、松島研人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment