河井克行氏の辞任で、31日の国会は野党が審議に応じず全ての審議がストップした。河井氏が衆院法務委員会に出席直前に辞任を表明し、説明責任を果たさなかったことも一因。
今国会初となる衆院憲法審査会の実質的議論も予定されていたが、行われなかった。
1週間に2人も重要閣僚が「政治とカネ」の問題でドミノ辞任したことで、首相の政権運営にさらなる打撃となるのは確実。首相はこの日も任命責任を認めたが、言葉だけで政権運営を続ける態度に、野党は態度を硬化。萩生田光一文科相が、大学入学共通テストで導入される英語の定民間検定試験をめぐる「身の丈」発言で窮地に立たされており、萩生田氏を標的にさらなる「ドミノ辞任」を狙う。野党は現状を「内閣総辞職に値する事態」と指摘。自民党内でも危機感が広がっている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース