国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」の再開を目指す意向を愛知県の大村秀章知事が表明したことや県の検証委員会がまとめた中間報告を受け、芸術祭実行委員会の代表代行を務める河村たかし名古屋市長が25日、記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――県の検証委員会の中間報告が出たが。
悪いですけど、暴力的ですね。お金の負担だけで言うと、県の方が3倍ですけど、名古屋市民も県民税を払っていて、だいたい半分は名古屋市のみなさんの負担なんですよ。今回のトリエンナーレというのは。そこが主催している展覧会ですよ。ということは、名古屋市民が、天皇陛下の肖像を燃やして踏みつけるのを推進していると。兵士が死んでいった悲しい日本史の記憶を間抜けというか、愚かな日本人の死であるということをですね、名古屋市民が推したことになるんですよ。そこについての論評が全然ないじゃないですか。普通の表現の自由の話と全然違うんですよ。
検証委員会に何の恨みもないで…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル