記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます
ごはんラボ ナスと鶏肉の炒めもの
夏野菜のおいしい季節です。ナスは淡泊な味わいで、さまざまな料理でおいしさを楽しむことができます。今週から4回、ナスの調理法を紹介します。
「ナス紺」と呼ばれる美しい色も魅力の一つ。ただ、調理しているうちに色が落ちて茶色くなってしまった、という経験がある人も多いでしょう。今回のメニューは、ナスやパプリカなどの夏野菜と鶏肉の炒めもの。色よく仕上げるために油の力を借ります。
あらかじめ、ナスとパプリカだけを多めの油でさっと炒めることで、ナスの色つやを保ちます。強火で短時間に、がポイント。油の温度が高いと油ぎれがよく、べたつきません。火が通りにくいパプリカもナスと一緒に先に炒めます。
少し手間はかかりますが、ほかの材料と炒め合わせ、その後に合わせ調味料と一緒に煮たときも、色が抜けるのを防ぐことができます。油を吸ったナスの、とろっとした食感もたまりません。(沼田千賀子)
ナスと鶏肉の炒めもの
材料・2人前 料理監修:吉田勝彦さん(中国家庭料理ジーテン)
□ ナス 2個
□ オクラ 2本
□ ミョウガ 1個
□ パプリカ 1/4個
□ ショウガ 15g
□ 鶏もも肉 1/2枚
□ 鶏肉の下味(黒コショウ、酒、しょうゆ、片栗粉)
□ 調味料(水100ml、しょうゆ・酒各大さじ2、砂糖大さじ1、トウバンジャン小さじ1/2)
□ 炒め油
【作り方】
①ナスはピーラーでしま目に皮をむき、乱切りにする。パプリカも乱切りに、オクラは斜め半分に切る。ミョウガは縦に4等分する。ショウガは粗みじんに切る。
②鶏肉を2cm角に切ってボウ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル