静岡県沼津市の市立病院で出産した女性が、病院側の過失で植物状態となり、その後死亡したとして、遺族が市に約1億800万円の損害賠償を求めた訴訟で、市は25日までに、東京高裁が市に約8300万円の支払いを命じた判決を不服として上告した。23日付。
高裁判決などよると、女性は出産直後の2009年3月6日に肺血栓塞栓症を発症したが、一時回復。集中治療室(ICU)から一般病棟へ移ることになった。病院側は、血栓塞栓を起こす可能性を少しでも減らす注意義務があったのに怠り、車いすで移動させ、同9日に再発させた過失があったと認定した。
女性は後遺障害を負い、今年死亡した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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