「繊維のまち」として知られる大阪府泉大津市の南出賢一市長は22日、首相官邸に木原稔首相補佐官を訪ね、地元メーカーが生産した布マスクを手渡し、品質の良さをアピールした。
布マスクをめぐっては、安倍晋三首相が17日の記者会見で朝日新聞記者の質問に答える形で「御社のネット(通販)でも布マスク(2枚)3300円で販売していたと承知している」と朝日を揶揄(やゆ)したため、ネット上で波紋を呼んでいた。
南出氏は、同市を地元とする日本維新の会の遠藤敬国対委員長とともに訪問。木原氏は首相の「決して高いといっているわけではなく、それだけの価値があるものだ。日本のものづくりの技術が結集されたものだと認識している」とのメッセージを紹介したという。
同市は、マスクが必要な人に届かない状況を改善するため、商工会議所とマスクづくりのプロジェクトを始めており、南出氏は記者団に「首相とマスコミのやり取りが泉大津のマスクに飛び火し、ちょっと違う方向に話がいったと感じ、プロジェクトを正しく伝えたかった。批判に来たわけではない」と語った。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment