架空経費を計上して法人税約4500万円を脱税したとして、神奈川県鎌倉市の不動産会社「MELLOW」と同社の須藤弘社長(37)が、東京国税局査察部から法人税法違反容疑で東京地検に告発されていたことがわかった。
関係者によると、同社と須藤社長は、知人の会社に業務を発注したように装って虚偽の領収書を作らせる方法で経費を水増し計上。2019年5月までの3年間で約1億8500万円の所得を隠し、法人税約4500万円を脱税した疑いがある。脱税で得た資金は須藤社長の自宅購入費や飲食代などに充てられていたという。
同社は「アイリス」の商号で東京都杉並区を拠点に営業していたが、今年10月に現在の商号に変え、本店所在地も移している。(中野浩至)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル