7月10日に違法サイト「漫画村」を運営していた男らが著作権法違反の疑いで拘束・逮捕された。
「漫画村」とは、違法にコピーした漫画を掲載する海賊版サイトで、閲覧の料金は無料だ。
運営側は、サイト内に表示される広告などで収益を得ていたと見られ、2018年4月には閉鎖されていた。
海賊版サイトについて街の人の認識とは
しかし、7月11日に街で海賊版サイトについての話を聞くと「漫画村もあったんですけど他にも海賊版サイトは沢山ある。」(男性)、「海賊版サイトをここ1週間ぐらいで使い始めた。友達から『漫画無料で見れるよ』ってURLが送られてきて。」(女性)などの声が聞かれ、実際に携帯電話を見せてもらうと無数の漫画が表示されていた。
なんでも「漫画村」とは別の海賊版サイトで、漫画は全て“無料で閲覧できる”という。
20代以下の100人に聞いたところ、約半数の49人が「漫画の海賊版サイトを使っている、または使ったことがある」と回答した。
しかも、そのうち46人は違法なサイトであると認識していた。
無料漫画サイトを使ったことがあると答えた男性に、スタッフが違法サイトである事を認識しているかどうか尋ねると「知っている。罪悪感を感じる。」と答えた一方で、自分の行為により「捕まるとは心配していない」と話していた。
こうした利用者に対し、著作権に詳しい「虎ノ門法律特許事務所」大熊裕司弁護士は「利用者に罰則が課されるということは十分考えられる。」と話す。
めざましテレビが見つけた海賊版サイトには沢山の漫画が掲載されており、「ワンピース」や「キングダム」といった人気作品も掲載されている。
また、サイトの説明欄には「現在9万2842冊の漫画が無料で読めます」という一文があった。
実際に海賊版サイトの利用している人に話を聞くと「漫画を買う量がめちゃくちゃ減った。」(男性)「罪悪感はない。みんな読んでいるし、本は散らかって直すのも面倒くさいし。」(女性)など、漫画を買わなくなったという声が聞かれた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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