洗濯機のカビを防ぐ5つの鉄則 カビ菌は梅雨に爆発的に発生(ウェザーニュース)

 洗濯機を清潔に保つには、お掃除はもちろんですが洗濯機にカビが生えないようにする日ごろからの心がけも必要です。カビや嫌な臭いを発生させないために簡単に実践できる予防法を、おそうじ本舗の技術アドバイザー・尾崎真さんに聞きました。

爆発的に発生する梅雨時は要注意

 尾崎さんは「カビなどの菌は、温度が20~30℃で、湿度が60%を超えると爆発的に発生します。4月から9月にかけての時期がこれに当てはまりますので、洗濯機内を常に乾燥させることが重要になります」と指摘します。特にこれから迎えるじめじめした梅雨時は要注意です。カビの繁殖を防ぐための5つの鉄則を教えてもらいました。

(1)洗濯機を洗濯カゴ代わりに使わない

 つい「汚れた服は洗濯機に入れておいて!」と、洗濯カゴ代わりに使ってしまうことがありますが、これはNGです。

 その理由を尾崎さんは次のように解説します。「洗濯機の中は湿気がこもりカビが発生しやすい環境にあります。そのうえ、脱いだばかりの衣類は汗を吸収していますから、洗濯機内の湿度を保ち、皮脂汚れや土由来の成分からはカビのエサとなるタンパク質が発生してしまうのです」。

 汚れた洗濯物は専用のカゴを用意して、洗う直前まで洗濯機に入れないようにしましょう。

(2)フタを開けて中を乾燥させる

 カビを防ぐには、洗濯機の中の湿気を飛ばす必要があります。洗濯中以外は、フタを開けておく習慣をつけるとよいしょう。

 「ただし、小さなお子さんがいるご家庭でドラム式洗濯機を使用している場合は、いつもフタを開けっ放しにしておくと中に入り込んでしまう危険性がありますので、外出時にだけ開けるなど安全に配慮してください。

 また、乾燥機能付き洗濯機の場合は、天気の良い日が続くと外に洗濯物を干して乾燥機能を使わないときもあります。すると空気がよどんで湿気が中にこもってしまうので、ときどきは乾燥運転を行ってください」(尾崎さん)

 普段使わない人でも週に1回くらいは乾燥機能を使って中を乾燥させるのがポイントです。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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