南太平洋のトンガ諸島の海底火山で大規模な火山噴火があり、気象庁が津波警報、注意報を出したことを受けて、16日未明、各地の自治体が相次いで避難指示を発令した。
津波警報が発令された奄美大島(鹿児島県)では、同県大和村が全域にあたる856世帯1435人に避難指示を出した。村役場によると16日午前2時現在、津波による被害の情報はないという。
津波注意報が出ている宮城県石巻市は、沿岸部の住民ら約5万3千人を対象に避難指示を出し、高台などに避難するよう求めた。午前1時50分現在、津波による被害の情報はない。市内9カ所に避難所を設けているが、避難している住民はいないという。
また、同県亘理町では約5千人、山元町では約1800人を対象に避難指示が発令された。塩釜市、女川町、利府町、名取市も避難指示を出した。
岩手県山田町は沿岸部の住民約1900人を対象に避難指示を出した。町役場の担当者によると8人が避難したという。このほか岩手県内では陸前高田市、久慈市、野田村、田野畑村、大槌町、岩泉町、釜石市が避難指示を発令している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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