津田大介氏「電話で文化潰す悪しき事例作ってしまった」

 愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、3日、企画展「表現の不自由展・その後」の中止が発表された。芸術監督を務める津田大介氏が開いた記者会見の主な一問一答は次の通り。

     ◇

 ――展示中止をどう受け止めるか

 「これは、この企画を75日間やり遂げることが最大の目的。断腸の思いだ。こういう形で中止、迷惑をかけたことも含めて申し訳なく、実行委員会や作家には、誠意を持っておわびをしたい」

 ――少女像の像の作家にはどのように説明するのか。

 「まだ直接話させてもらっていない。急展開だったので。何かしら直接話せる機会を(持ちたい)、と個人的に思っている」

 ――了承は、作家全員からは得られていないのか

 「参加作家の方に了承を得られているわけではない。このことも申し訳ない。円滑な運営が非常に困難な状況で、脅迫のメールなども含めて、やむを得ず決断した。そのことも、作家に連絡をしておわびをしたい」

一言で言えば、想定以上

 ――中止は想定内なのか。

 「抗議が殺到するのは想定して…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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