全長4031・76メートル、成功すればギネス世界記録という流しそうめんに21日、大分県竹田市の住民らが挑戦した。
市内の母親たちでつくる「竹姫」の安倍美緒代表(43)らが発案。地元の企業も巻き込み、測量会社がそうめんを流すルートを測量し建設会社がトラックや資材を提供。竹を切り出して設置するまで千人近くがボランティアで協力した。
午前10時すぎ、くじゅう連山を背にしたスタート地点で竹といに投入した一つかみのそうめんは、山裾を下り県道をまたいで歩道をゆく標高差約400メートルのコースをゆっくりと進んだ。
傾斜が緩やかな「難所」で滞留すると子どもたちが「そうめん、がんばれ」と声援を送り、約1時間半後、60グラム以上がゴールにたどりついた。
ギネス記録の条件の一つは、最後にそうめんを食べること。地元自治会の吉野幸則さん(73)が、竹田産のシイタケのダシを使っためんつゆにつけて口に運び「世界一の味がする」と笑顔で語り、世界記録更新が認定された。(倉富竜太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment