空気が澄んできて、一段とキレイに輝く星空を楽しめる季節になってきました。 11月は流星群が2つ出現し、多くの惑星と月の接近も見られます。 早朝や夜は冷え込むので、暖かくして天体観測をお楽しみください。
おうし座北流星群
11月12日(木)、おうし座北流星群の活動が極大を迎えます。 おうし座流星群には「北群」と「南群」の2つがあり、毎年10月中旬~11月中旬ごろに出現します。12日(木)に活動の極大を迎えるのは「北群」の方ですが、出現のピークは非常になだらかなので、出現期間中で天気の良い日に夜空を見上げてみてください。 2つの群を合計しても1時間あたり最大で10個ほどの小規模な流星群ですが、火球の割合が高いため、明るい流星を目にできるかもしれません。暖かい服装で、気長に流星観測をお楽しみください。
月と金星が接近
11月は日の出前の東南東の空で、金星と水星の姿を見ることができ、側ではおとめ座の1等星スピカも輝きます。 金星は水星よりも空の高い位置に見え、11月13日(金)の夜明け前には細い月との接近を楽しめます。 次回の接近は12月13日(日)です。
月と水星が接近
11月14日(土)日の出前には、新月前の細い月が水星に接近します。日の出前の明るくなりつつある空で、水星や細い月を探すのは少し難しいかもしれません。その際は、双眼鏡を使うと探しやくすなります。 水星は11月11日(水)に西方最大離角となるため、この日の前後数日は、日の出前の東の低空で見やすくなります。水星を見るチャンスですので、早起きして探してみてください。
しし座流星群
11月17日(火)には、しし座流星群が活動の極大を迎えます。極大の予測時刻は20時ですが、放射点があるしし座が空に昇ってくるのは東京で23時頃からになります。このため、一番の見頃は18日(水)未明から明け方となりそうです。 今回は月明かりの影響はなく、空の条件の良いところで1時間あたり5~10個ほどの流星が出現します。夜から明け方は冷え込むため、暖かい服装で流星観測をお楽しみください。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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