拡大するモリソン書庫が入る東洋文庫。建物全体が書庫のため窓が極端に少ない=2021年4月28日、東京都文京区、井手さゆり撮影
ため息が出るほど美しい書棚が東京・駒込にひっそりとある。並ぶのは数々の歴史的な書物。あの人気映画に入り込んだようだ。
館内に入れば、そこはハリーポッターの世界。吹き抜けの書庫は、高さ約10メートルの天井まで書棚が伸び、本が壁を埋め尽くす。約2万4千冊は革や布で装丁され、味わい深い。東洋文庫ミュージアム(東京都文京区)の「モリソン書庫」は、訪れた人を魔法学校の図書館に足を踏み入れた気分にさせる。
拡大する東洋文庫のモリソン書庫=東京都文京区、井手さゆり撮影
入り口でもらったパンフレットによると、1924年に設立された東洋文庫は日本最古、最大の東洋学専門図書館で、蔵書は100万冊を超える。
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モリソン書庫は、専門図書館…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル