気象庁は26日、伊豆諸島にある海底火山「ベヨネース列岩」付近で変色水が見られたとして、噴火警報を発表した。火山活動が活発化していると考えられ、海底噴火が起きる可能性があるという。海上保安庁は、航行警報を出し、付近の船舶に噴石などに注意するよう呼びかけている。
海保が同日、上空からの定例の観測で周辺に、直径約100メートルの黄緑色の変色水を確認した。噴火に伴う噴石やベースサージ(横殴りの噴煙)などに警戒が必要という。
気象庁によると、ベヨネース列岩では1971年以降、噴火は確認されていない。噴火警報が出るのは2017年3月24日以来。その時は18年10月31日に解除された。
ベヨネース列岩は東京の南約400キロ、青ケ島の南南東約65キロにある。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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